特別永住者とは、戦前は朝鮮半島と台湾は日本国になっていたため、朝鮮半島、台湾出身で戦前から日本にいる方々は日本国籍でした。しかし、敗戦でこれら出身の方々は、元の国籍になってしまいました。つまり、これらの方々は日本国籍離脱になり外国籍になり日本で暮らしているのです。日本で生まれた、その子供や孫やひ孫も自動的に特別永住者になります。
特別永住者の方々は、帰化するときに他の在留資格を持つ外国籍とは違い、いくつか優遇されています。
まず、日本で生まれ育っている方が、ほとんどなので日本語が母国語になっているので、帰化の時に必要な日本語の試験がないことです。
そして、動機書も免除されるのです。
また、家族とのスナップ写真が不要だったりもします。(担当官にもよるのかなあ?)
いろいろと省略される書類もあり、特別永住者の方は帰化の時に本当に「特別」得だと思いました。
あと帰化とは関係ありませんが、特別永住者の方は会社などに就職しても、ハローワーク等に届け出も不要です。(通常は外国人採用の場合、届け出義務を負う)